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2006年07月08日Sat [11:22] ストレス  

ストレスを捉える!(Ⅲ)

《ストレスを測る》
富山大学大学院理工学研究部 山口昌樹助教授
新しいストレス計測技術の研究をしている。唾液の成分からストレスの状態を判定する機械を開発。

これまでストレスを測定するには、血液や尿の中のストレスホルモンを測定することが一般的だった。しかし、手間と時間がかかり、また採血そのものをストレスと感じる人がいるために、正確なストレスの計測にはならないという懸念があった。
今までにも脳波測定や心拍数測定とか血圧測定などストレスを測る方法はいろいろあった。ただ、患者を1時間くらいベットに横たわらせたり、電極を頭に付けたり、装置自体も大型であったりと、どこでも手軽に測定できなかった。新しい装置は小型で何処でも手軽に測定でき、結果も1分くらいで直ぐに出る。

ストレスを手軽に測定するのに唾液に目を付け調べた。
動物はケガをしたとき嘗めて治そうとする。このとことからストレスが高まったとき、唾液成分に何か変化が起こるのではないか?ストレスを現す物質が存在するのではないか?
唾液中には様々な機能を持つ約30種類の酵素が存在している。これら30種類の酵素がストレスとどう関わりがあるのかをすべて調べた。

ストレスがかかると唾液中の消化酵素のひとつアミラーゼ濃度が高くなることが分かった。唾液中のアミラーゼ濃度がどうしてストレスで増えるのかというのは不明であるが、おそらく生体の防御機能のひとつとして、殺菌効果とか消化酵素作用を助けるという意味はあるのではないかと思われる。

さまざまな環境の変化に対してストレス反応がどう変化するのか手軽に測定できる。
ストレスがかかっていないとき、ストレスのかかった直後、リラックスしてストレスが減少した後でのアミラーゼ濃度を測定すると、ストレスがかかった直後は高く、リラックス後はストレスがかかる前のアミラーゼ濃度に戻っていた。

さらにストレスが人の好みよる、ストレスの感じ方の違いを、捉えることができるのか?
遊園地にあるジェットコースターの好きな人と嫌いな人で、ストレスの変化を比較した。

ジェットコースター: 乗車前 : 乗車中 :  乗車後
   好きな人   :  低値  :  低値  : やや上昇
   嫌いな人   :  低値  :  上昇  : 徐々に低下

好きな人はジェットコースターに乗車中も唾液中のアミラーゼ濃度は上昇しなかった。一方、嫌いな人はストレスが高まっている乗車中に、唾液中のアミラーゼ濃度は上昇していた。
個人個人のストレスの感じ方の違いも捉えることが出来た。

このように、手軽に測定が可能になり、様々の場面で継続的にストレスを捉えることが出来ることが可能になった。さらにデータを蓄積していけば、病気とストレスの関係が、より詳しく分かるのではないかと期待されている。

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